September 07, 2005

思ったことが内臓に?

 人間の発した感情は、まず各自の脳に伝達され、次に脊髄に流れ込んで中枢神経を刺激し、最後にそれぞれの感情のタイプに応じて五臓のどれかに影響を及ぼしていく。つまり、自分の発した感情は巡りめぐって自分の内臓に沈殿する。(中国医学より)・・・これは、“天に唾する”と同じことだと思います。人に向けたはずの感情が、いつか自分に帰ってきたなんて経験ありませんか?喜びの感情なら帰ってきて欲しいけど、怒りや憎しみはUターン禁止にしたいですよね。でも必ず帰ってきます。それは何となく気付いていました。でも、発したものや、帰って来たものが内蔵に沈殿する所までは思い及びませんでした。いつごろ沈殿するんだろう?もしかしたら忘れた頃かも知れません。そうだとしたら大変です。善処しようがないです。やはり、怒りや憎しみは発信しないことですね。それが健康への第一歩なんでしょうね。

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September 06, 2005

いのちある食事

 娘の症状は、睡眠障害と食欲の著しい衰退でした。もちろん、心の傷みが一番だったのは言うまでもありませんが、たとえ母親でも、心の傷みをすぐに拭ってやることは出来ません。食欲の無い娘を見ていて、私自身も、ご飯がのどを通りません。二人でうつに呑み込まれては何にもなりません。
 真っ先に食養の言葉が頭に浮かびました。“食養、”即ち玄米菜食と思い、常用の土鍋と無農薬玄米を自宅から送ってもらい、さっそく玄米を炊きました。でも、美味しいと喜んで食べてくれたのは、小学生の孫二人で、娘と一年生の孫は苦手のようです。それならと、中華鍋で炒り玄米を作りました。五分搗き米、押し麦、きび又はひえ、それに炒り玄米に、一つまみの塩を加え、水加減を少し多めにして、土鍋で15分炊くだけで美味しいご飯が出来ます。あとは、地元産の野菜を沢山食べれば、自然と元気になるはずと思ったのですが、やはり、心が元気でなければ食は進みません。それでもなんとか、いのちを支えるために食べて貰うしかありません。 
 宇宙万物が陰と陽で成り立っているということから、人の身体も陰と陽が関係しています。大森一惠さんの“からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て”の本を以前から愛読していましたが、今度ほど真剣に読んだのは始めてです。東洋思想に基づいた食養は、心と体の両面をサポートしてくれます。西洋医学の対処療法では、心は置き去りにされてしまいます。うつ病こそ、食養が大事だとはっきり自覚しました。
 炒り玄米入りのご飯で、体を陰でもなく、陽でもない中庸にすることが先決です。更に、砂糖(特に白砂糖)は、脳神経の伝達をストップさせるので、うつ病には最悪の食品です。それなのに、娘の好物はチョコレート、プリン、などの甘いもの、これには困りました。食欲の無い娘に、医師はなんでも好きなものを食べさせることと、脂肪入りの点滴を提示してきました。こればかりは、お受けするわけには行きません。気分を紛らわすために、少しくらいの甘いものは大目に見たとしても、脂肪の入った点滴には、お世話になれませんでした。
 朝一番に、梅干と醤油と三年番茶を混ぜたものを飲ませ、小さなおにぎりと、ほんの一口お味噌汁をたべるだけの食事から、命の再生にかけました。
 精白した食品や、化学添加物、薬品漬けの食品にいのちは感じられません。いのちある食材を、てまひまかけて昔のお母さんは食卓に運んだはずです。娘と孫が“おいしい!”と言ってくれるだけで、看病の疲れは吹っ飛びました。娘が立っていた台所を、娘に返上する日まで“ば~ば”の奮闘が続きます。

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