老人力とは忘却力なり!
リフォーム終了後の日課が“探し物タイム”です。工事に先駆け、家の中に定住し切っていた物を移動、或いは廃棄したのがそもそもの始まりです。当面必要なものについては再デビューさせたものの、生活して行く内に、その都度必要となる物の所在がはっきりしません。なにせ30云年の歴史の中で不用品が蓄積されていた現実を突きつけられ、気合を入れて整理したのが凶と出たようです。もちろんすっきりした部分もあるにはありますが・・・。日を追うごとに、廃棄したものへの追慕にすっきりしたとばかりは言い切れない状況続出です。
「あれ、どこだった~?」今朝も、デジカメの行方が知れず夫と二人で探し物タイムです。結果は行方知れずのまま、「♪さがしものはなんですか~♪みつけにくものですか~♪・・・」「鞄の中も机の中もあらゆる所を探したけれど見つかりません。こうなったら踊るしかありませんね。」とばかりにあきらめた私は、こうしてパソコンの前に座っています。多分引越しさせる時にポイっとどこかへ移動したのは私でしょう。お座なりにしていたデジカメなので、世を儚んで自らゴミ箱の中へでも飛び込んだやも知れないなどと意味づけしながら「ご縁がなかった」の一言で幕引き出来るのが私の得意です。それに引き換え、トコトンあきらめないのが夫です。今も探しています。割れ鍋に綴じ蓋・・・と言ってしまえば夫に失礼かもしれませんが、30云年の歴史がこんな形態を作ったのでしょう。こだわるも良し、あきらめるも良しとして今後一層増してくる忘却力に立ち向かう老人力も必要なのではないでしょうか・・・ね?


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